『ペネロピ』


ペネロピ [DVD]

ペネロピ [DVD]


毎月1日は映画館で入場料が千円になるので、気になる映画を探して観にいきます。


今回のも前から気になってたんですが都内では一カ所でしかやってなかったよみんながもっと観られるようにすればいい…!と思っちゃうくらい、すごくキュートな映画でした。大好き。


主演のクリスティーナリッチはアダムスファミリーのあの子ですが、数年後にバッファロー66でぷくぷくになっててびっくりでした。でも嫌いじゃないんだぜ…!むしろ好きなんだぜ…!太ももとか太ももとか…!(*´Д`)


金髪もいいけどやっぱり黒髪〜ブラウンヘアが好きだなぁと今作を観て思う。ジョニーデップと共演したティムバートン監督のスリーピーホロウも好き。ゴシックホラーお好きな方にはおすすめ。彼女はホラー映画に似合うキャラだと独断と偏見です。



名家にうまれた女の子、ペネロピは曾祖父の時代にかけられた呪いのせいでうまれたときから豚の鼻。なぜか頸動脈が鼻をとおっているため手術もできない。『同じように名家の青年と結婚すれば呪いはとける』といわれ、不毛なお見合いの日々。


相手は例外なく彼女を一目見るないなや「ぶたにんげんだー!」「食べられるー!!」と叫び窓ガラスを割って逃走する。おかげで窓が強化ガラスになった。執事がお見合い相手を捕獲できるよう早く走るためにスニーカー(なぜか赤い)履きになった。 


あきらめ気味でいらだつなか、ひとりの青年があらわれる。


――のだけど、そこですぐにうまくはいかない。絶望したペネロピは家出する。外の世界へ飛び出す。


ヒステリックで押しつけがましいけれどなんか憎めない母親や影のうすい父親、気の弱い(ついでに頭も以下略)なおぼっちゃん、昔ペネの母親に片目をつぶされた(不法侵入でパパラッチのため)新聞記者など、出演キャラが愛すべき。ところどころコミカルで楽しい。映画館で観賞すると、みんなで同じところで笑ったりしてそういう一体感も好きだ。


ペネロピのお部屋がものすごくかわいい。憧れる。

お部屋のなかにブランコがあるとかもう…!悶えた。とてもファンタジックですてきすぎる。手鏡にピンクの蝶々のシールを貼ったりするのはすぐに真似できそうだから買ってくる!シール!おしゃれ部屋目指す…!


お洋服もかわいい。こういう古着っぽいガーリーテイストなお洋服が好きだー(*´Д`)



映画全体の雰囲気がおとぎ話っぽくてよかった。夜の公園のシーンが一番印象的。ピエロが配る風船、綿菓子、しゃぼんだま。メリーゴーランド。夢のよう。けれど現実なんだ。これが彼女がうまれてはじめて見た外の「世界」。


ちゃんとハッピーエンドなのもいい。観たあとしあわせな気持ちになりました。公式サイトもかわいいの…!


http://www.penelope-movie.com/main.html